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水草につくスポット苔の対処方法

主にガラス面やアヌビアス・ナナといった堅い水草に見られるコケです。

安定した環境であればコケ自体の成長速度は遅めで、毎週キチンとスクレイパーなどでガラス面の処理をしていれば見ることは少ないコケかもしれません。

普通には気付かないかもしれませんが、ガラス面のコケ取りでも行き届かない水槽の端の部分をよく見ると見つけられることもあることがあります。この記事ではスポット状のコケの対処方法について紹介していきます。

目次

スポット苔の発生原因

発生原因

セット初期のまだ水質が不安定な時

大概のコケが出る要因は環境悪化と言われますが、このコケに関してはそう言ったことは当てはまりません。少量まばらにこのコケが出ているときは大体水質が高いレベルで安定している場合が多いです。

水槽っ立ち上げ時期のまだ水質が不安定な時に高確率で出てきます。多く発生している場合はスポット形状ではなく、細かな苔がこびりついてザラザラした感触になります。

発生直後のコケの形状は円状です。放っておくと色が濃くなったり、若干大きくなったりします。放置しすぎたスポット苔ほどこびりつきが強くなります。アヌビアスなどの硬い葉っぱにつきやすいです。

スポット苔=良い兆し?

水槽の水質が安定していないとしても、スポット苔が出ている場合は、水質が良い方に向かっていると言っても良いと思います。

斑点が大量に出てくるようだと水質安定化レベルはやや低く、まばらで少ない場合は、かなり高いレベルで安定しているような傾向があるように思えます。

駆除の難易度

細かな苔がこびりついてザラザラした感触のスポット苔はメラミンスポンジがすり減るほどになることもあります。

放置すると色が濃いめの緑になり、かなり堅くなります。堅くこびりついた苔はスクレイパーでも何回か繰り返し削がないと落ちません。

スポット苔の除去方法と除去を頑張る度合い

ガラス面はスクレイパーなどで簡単に削り取れます。

アヌビアス系などの葉っぱに付いた場合はメラミンスポンジでとることはできますが、擦りすぎると葉っぱを傷つけてしまいます。

固いタイプの斑点状ゴケは、ある意味で善玉系のコケと言っても良いかもしれません。それが出てくるようなら環境が良い方向に向かっている指針として判断しても良いと思います。

スポット苔を食べる生体

スポット苔はこびりつくタイプの水草なのでエビ系は食べてくれません。また、摘むような食べ方をする魚も食べられません。オトシンクルスなどのプレコ系を入れても綺麗に見えるほど食べてはくれません。基本的には自分の手で削ぎ落とすことになります。

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